2011年11月5日土曜日

特別上映会『クスクス粒の秘密』関連情報④~本作品に対するコメント集

『クスクス粒の秘密』をご覧になられた方々の感想の一部を紹介致します。
リンク先の記事は結末部分に触れている可能性がありますのでご注意ください。
(だからといって興を削がれるような映画ではないと思いますが…)



ゆっくりとしたリズムで始まったかと思うと、終盤に向けて緊張感が倍増していく、あの演出がすばらしい。」
引用元:ただ文句が言いたくて
http://eigaotoko.pokebras.jp/e86895.html

普段仲良くしていても、その場にいない家族や友人を平気で悪く言ったり
善意の下にある何気ない不満や悪意がチラリと覗く、
そういった描写は普段のわたし達の生活そのものなのかもしれない。

(中略)
そして散々陰口を言ったりうんざりしていたのにもかかわらず、皆で心からスリマーヌのため盛り上げる。(中略)ふたつの家族がひとつになっていく過程の映画に思えてくる。
引用元:Bubble Pop Electric
http://blog.livedoor.jp/bonbon229/archives/51103394.html


「スンゲー面白い!見てて、何度か感情がはち切れそうになった。スタイルがどうとか、映画的な話法がどうとか、そういう映画ではなく、パワーがある。物語の大筋を逸脱して、細部がドンドン増殖し始め、逸脱に逸脱を重ねていく様は、たとえばジャック・ロジェの映画なんかでも見ることができるものではあるが、この作品の場合、それがなんだか、めちゃくちゃパワーだ。」
引用元:Dravidian Drugstore
http://blog.ecri.biz/?p=175


前半、会話が延々続く部分、ハリウッド映画のテンポに慣れた人にはいささか退屈と思われるかも知れない。しかし後半に入るとどうなってしまうのかとぐいぐい視聴者を画面に惹き付ける、そんな不思議なパワーがある。スリマーヌの寡黙な演技と、リヌの献身的な思いの交錯が圧巻。

引用元:yohnishi's blog
http://yohnishi.at.webry.info/200907/article_4.html

善良な人の中にあるエゴや本音を描き出したという意味で、確かにこのアブデラティフ・ケシシュと(小津は)似ています。日本の小津を今のフランスでやろうとすればこうなると言ってもいいかもしれません。主人公は、『東京物語』の笠智衆で、リムは原節子、なんですね。」
引用元:海から始まる?!
http://umikarahajimaru.at.webry.info/200810/article_7.html


みんな精一杯虚勢を張っている。その中で光るのが、義理の娘。(中略)窮地が訪れた時に、身体を張って義理の父を救おうとする。 異国でしっかりと生きて行こうとしている姿、母親を一生懸命説得している姿が素敵だ。」
引用元:Nice  One!!
http://plaza.rakuten.co.jp/cucurose/diary/200810220000/


なによりも女性のパワーを感じさせるのが、映画のラスト。(中略)これだけの “女体から湧き出るエネルギー” を見せられたら、オトコなんて膝まずいて負けを認めるしかないハズ。 『クスクス粒の秘密』は、そんな世の中の女性の勇気と家族愛の大切さを ジワジワと感じさせてくれる。“世の中はオンナがあってこそのモノ” だってコトをウッカリ忘れてるオトコ連中には必須の教科書的映画!」
引用元:Vice  Magazine Japan
http://vice.typepad.com/vice_japan/2008/10/movie-week---do.html


ストーリーはどんなありふれたドラマ踏襲しておらず、一言で語れるようなものではないが、いちばん最後にうつしだされる監督からのメッセージが、とても印象的。「普通」でない家族を持つすべての人に、見てもらいたい映画だ。」
引用元:
http://d.hatena.ne.jp/imanakamaiko/20090123

かつてこんな風に誠実に生きた男がいた。それを記憶している人々がいて、この映画がある。(中略)結果ではない、成功でもない、ただひたすらに追い続ける彼の人生、それは尊いものだったと。賞もなく、仕事も干され、感謝されることも報われることもなく、それでも黙々と耐えて誰かに何かをしてやるために生きてきたただの一人の老人、それを制作者は描きたかったのではないか。
引用元:映画ノート@キムパブ
http://blog.livedoor.jp/kimpab/archives/65121370.html













『クスクス粒の秘密』上映会情報


大阪
プラネット・プラスワン
11月12日~14日
http://www.planetplusone.com/special/post_65.php




横浜
東京藝術大学(横浜・馬車道校舎)
横浜日仏学院シネクラブ
11月19日 18時~
http://institut.jp/ja/evenements/11089






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